どうも。管理人です。
今回はこちら
PS2の分解整備をします。
この本体は、ディスクも正常に読むし、問題なく動作するのですが…
汚い。
ガムテープ貼ってある。
ので、掃除したいんです。
さらに、
剥がすと公式修理を受け付けてもらえなくなるシールが貼ってない。PS2はすでに全型番の修理受付を終了しているので、関係ないですが、貼ってあるものは剥がしたくないし、なんとなく剥がすのに勇気がいるから、分解しやすい。
ってことで、早速バラします。
右下だけ長いネジ。
多分、スイッチやファンがあるからですね。
はい。ヒートシンクも取りました。
↑グロ注意(先に言えwww)
ここがデカイの
ここも
基盤を外しました。
次は二段になってる大きい方。
背面にある4つのネジ(画像は上2つ)を外しても
電源スイッチのコードで外れません。
ネジ2本でとまってる光学ドライブを外して
裏側の輪っか解いたら
外れます。
スイッチ部分
メモリーカード部分
真ん中部分
コントローラーのやつ。汚い。
基盤とファンと電源系。基盤がネジ4本、ファンはネジ1本、スイッチは上に引くだけ。
最後に輪っかを忘れないように。
これも。
光学ドライブレール部分
で、分解完了。
ボディーを洗います。
光学ドライブは開けて、トレイと天板を洗い、中身は綿棒と無水エタノールで掃除。変にいじって壊れたら嫌だからね。触らぬ神に祟りなし。
ついでなので、
Emotion EngineとGraphics Synthesizerを見ましょう(実はこれが本来の目的)
こんなです。
いいですねぇー。かっこいい。
エモーションエンジンとグラフィックシンセサイザーです。名機。実は東芝と共同開発。
日付とか関係の二次電池。普通のCR2032ですが、プレステマークが入ってます。感動。
余談ですが…
PS2は今年(2020年)で発売20周年を迎えます。
数々の名作が生み出され、10年以上販売され続けたゲームハードです。
さっきからバラシてるこれ、型番が10000なので、ド初期の、発売から3ヶ月間に販売されたものです。この個体には、本当に20年の歴史があるわけです。
プレステ系の現役だと初代プレステとPS2、PS3、PSvitaを持っています。(PS4欲しい)グランツーリスモが1から6まであるのですが、画質や運転のリアルさの進化がホントにすごいんです。ゲームの進化の歴史を感じます。
新型プレイステーション5の発売も噂されていますが、プレイステーションはぜひこれからも進化を続けてほしいです。
なんて言ってる間に乾きました。(一晩置きました)
底の部分に貼ってあったガムテープも剥がしました。おそらく、20年近く貼ってあったもので、粘着部分が固形化していたので、剥がすのが大変でした。シール剥がしで格闘しました。
組み立てます。
分解のときに不自然に写真が多かったのはこのためです。必ず、何かを分解するときはこまめに写真を撮るようにしています。それを見ながら組めば間違えないし、忘れても見れるからね。
真ん中と光学ドライブ。すごくきれいになりました。
スイッチは基盤側にどっちか書いてあります。
大きい方と真ん中を組みました。
組み立て完了です。
きれいになりました。
PS3とPS4(左の小さい白いやつ)が見守る中、運命の動作確認です。
プレイステーション2 弐号機、プレイステーション2 初号機の配線を接続。
主電源オン、通電開始!
通電、異常なし。
コントローラー接続。モニターオン。
プレイステーション2 弐号機、起動試験準備よろし。
プレイステーション2 、起動!
ファン回転、起動を確認。
本体時刻、概ね正常。
メモリーカードスロット1、2、ロード正常。
ディスクトレイ開きません!
起動試験中止。直ちに整備ドッグへ収容。
…というわけで、ディスクトレイが開かなかったわけですが、
ここの歯車と、右側(写ってない)の白い突起が噛み合っていなかったのが原因です。
ボディーついてない状態で動作確認。
ポチッとな
動きました。良かった。
ファンの動作も目視できます。
起動確認。(なぜさっき話してたグランツーリスモにしなかった…)
完成です。ガムテープ剥がしや光学ドライブなどなど、苦労した場所は多かったですが、無事に動作して、綺麗になってよかったです。
今後は、少し忙しくなるので、しばらくの間はこちらのブログを更新できるかわかりません。1年も経てば時間に余裕ができると思うので、気長に待って下さい。絶対に失踪はしません。(こういう大掛かりな作業記事でなければ更新できるかも)
それではまた。